浄水通教会 Catholic Joshuidori Church

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浄水通教会について

ようこそ、聖霊に捧げられたカトリック浄水通教会へ

教会は、誰にでも開かれたものです。キリスト教者のためだけでもなく、カトリックの洗礼を受けていなければいけない訳でもありません。
誰にでも開かれた祈りの場所が、教会の聖堂です。
イエス・キリストは、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」と言われました。
主イエス・キリストはいつも、今もみなさんのそばにいらっしゃいます。そして一緒に苦しみ、一緒に泣いておられます。決して一人ではありません。
聖霊に捧げられた、カトリック浄水通教会で祈りの時をお過ごしください。
ミサに参加されたい方はご自由にお越しください。
また、キリスト教に興味のある方、聖書を勉強してみたい方は、どうぞお問い合わせください。
カトリック浄水通教会で、結婚式等をお考えの方もご相談ください。

聖霊のお恵みのうちに。

カトリック浄水通教会の概要

概要イメージ

福岡都心のほぼ中央に位置するカトリック浄水通教会は、1934年司教館と訪問童貞会(1931年設立)の利用のため、現在の教会敷地に聖心聖堂が建設され、9月7日に祝別されました。1944年訪問童貞会の移転後も聖堂は存続してこの地域の信徒の支えとなりました。 1951年5月に聖堂は解体されて、美野島に移築され美野島教会となりました。 1951年6月に現在の教会が着工され、翌年1月8日に故ヨハネ平田惣五郎師によって鐘楼の鐘が祝別。1952年1月20日に第三代福岡教区長ドミニコ深堀仙右衛門司教より祝別献堂され、同時に浄水通小教区に昇格、現在に至ります。 ヴォールト様式の漆喰天井を持ち、両翼に柱がない大変珍しい木造建築物です。ゴティック式祭壇と長椅子は聖心聖堂時代のものです。 現在のステンドグラスは、1996年、当時の主任司祭青木保師が、ドミニコ会カルパンティエー師に依頼し、設置しました。 2020年「100年もつ聖堂を」の願いから、耐震工事を実施。2021年現在、献堂70年を迎えました。

聖霊に捧げられた教会

教会イメージ

聖霊については、処女マリアがイエスをみごもったのは聖霊によってであること(ルカ1・35)、イエスが洗礼を受けた時に聖霊がくだったこと(マルコ1・10)などからもわかるように、キリストが栄光を受ける以前に、すでにこの世に働きかけていたことがわかります。その同じ聖霊が内面に働きかけ、すべての人の救いのための業を行い、教会を発展させるために、聖霊は弟子たちとともに永遠にとどまるために、弟子たちのうえに下ったのです。これを聖霊の降臨といいます。 第二バチカン公会議の「教会の宣教活動に関する教令4」では聖霊の働きをつぎのように説明します、「聖霊降臨の日に教会は多くの人の前に公に現わされ、説教によって諸国民への福音の宣布が始められた。そして、普遍的信仰において結ばれる諸国民の一致が、新約の教会を通して予告された。この教会は、すべての国語を語り、愛をもってすべての国語を理解し、受け入れ、こうしてバベルの離散を征服する」。このことから聖霊降臨が教会活動の始まりだといわれ、特別に祝われます。またこの出来事はキリストの復活から50日目で日曜日にあたり、この日をペンテコステ(ギリシャ語で50の意)とも言います。

聖霊によって使徒たちがキリストの教えをよく悟り、力強く述べ伝え、多くの人々をキリストへの信仰に導いたように、教会はその歴史の中でこれまで、そして現在も聖霊が働かれていることを宣言し、その意義を唱え、そして聖霊による働きを求めています。 公会議公文書は次のように明言します。「聖霊はあらゆる時代に全教会を『交わりと奉仕のうちに一つにまとめ、位階制度と霊の種々のたまものとをもって教え導く』。また聖霊は、教会の諸制度の魂であるかのようにそれらを生かし、信者の心にはキリスト自身を動かした同じ宣教精神を注ぎ込む。時として聖霊は、目に見えるかたちをとって、使徒的活動に先立ち、また種々の方法によってその活動に絶えず伴い、それを導く」(宣教教令4)。

<カトリック中央協議会ホームページより抜粋>

聖霊の続唱

聖霊の続唱イメージ

聖霊来てください。あなたの光の輝きで、
わたしたちを照らしてください。

貧しい人の父、心の光、証の力を注ぐ方。
やさしい心の友、さわやかな憩い、ゆるぐことのないよりどころ。
苦しむ時の励まし、暑さの安らい、憂いの時の慰め。
恵み溢れる光、信じる者の心を満たす光よ。

あなたの助けがなければ、すべてははかなく消えてゆき、
だれも清く生きてはゆけない。

汚れたものを清め、すさみをうるおし、受けた痛手をいやす方。
固い心を和らげ、冷たさを温め、乱れた心を正す方。
あなたのことばを信じてより頼む者に、尊い力を授ける方。

あなたはわたしの支え、恵みの力で、救いの道を歩み続け、
終わりなく喜ぶことができますように。
アーメン。

安置室

安置室イメージ

かねて信者の念願だった「教会に納骨堂を」が、2020年に完成しました。

亡くなった親族と共に御ミサに与れる、また自分が亡くなった後も、ずっと浄水通教会で安心して眠る事が出来るようにと作られた安置室は、大小103の奉安壇と共同合葬桝がお御堂の中に設置されています。

キリスト教の古い教会の床や地下にはクリプタと呼ばれる納骨堂があり、サン・ピエトロ大聖堂のクリプタには歴代教皇が眠っています。

ここ浄水通教会においても、クリプタと並んで納骨堂が信徒たちの安らかな眠りを約束しています。

歴代主任司祭

主任司祭氏名 在任期間
初代 平田惣五郎 神父 1952年~1970年
第2代 伊東誠二 神父 1970年~1974年
第3代 深堀敏 神父 1974年~1975年
第4代 山田成章 神父 1975年~1982年
第5代 アルベルト・ラミレス 神父 1982年~1988年
第6代 粟本昭夫 神父 1988年~1989年
第7代 パトリック・ブランガン 神父 1989年~1992年
第8代 青木保 神父 1992年~1997年
第9代 堤要吉 神父 1999年~2002年
第10代 中浜一男 神父 2002年~2005年
第11代 田中重治 神父 2005年~2009年
第12代 リチャード 神父 2009年~2014年
第13代 寺浜亮司 神父(協働司祭 申侊秀 神父) 2014年~2019年
第14代 牧山勝美 神父(協力司祭 徐 仁德 神父) 2019年~現在